新刊の案内 ?徹夜完全マニュアル?
滋賀医科大学 睡眠学講座 特任教授であり、全国各地で睡眠教育の啓発活動をされている
宮崎総一郎先生の新刊が発売されましたので、宣伝を兼ねて紹介させていただきます

どうしてもがんばらなくてはならない人の徹夜完全マニュアル
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この本は、
1.急な仕事が入ったときの 「突発的徹夜」
2.24時間営業時の夜勤など 「慢性的徹夜」
3.震災時など非常事態での 「不眠不休」
と、「どうしてもがんばらくてはならない」それぞれの徹夜を
いかに効率良く乗り越えるか!!
という事にポイントを置き、医学的に分析、とても分かりやすく紹介されています
「眠い
」 というのは、脳が疲れて休息を求めているサイン。
それを無視して小手先のテクニック(例えばコーヒー
をがぶ飲みするとか・・・)
で目を覚まそうとしても、能率はどんどん落ちるばかり・・・
この本の中では 「仮眠をうまく活用し、パフォーマンスをあげる」方法を
徹夜のタイプ別に紹介しています。
睡眠には疲れた脳や体を回復・整備する役割があります。
眠いのを我慢して無理やり頑張るよりも、
仮眠を人間の生理リズムに合わせて、効率的に入れることで、
ぐぐ?っと能率を上げることができるそう。
詳しい方法については、本を読んでのお楽しみ
ということで、ここでは紹介を控えますが、
私の感想として、2の慢性的徹夜、いわゆる夜勤の組み方について、とても参考になりました。
深夜に働くということは、時差のある国で働くのと同じこと。
つまり、夜勤と日勤が交互に入るのは、
「今日はパリで働いて、明日は日本で朝からバリバリ
」なんて生活を続けるのと同じことなんですね。
そりゃ、しんどい。
工場での夜勤シフトを組む場合や、病院・介護事業所など夜勤業務
があるところは、
働く本人はもとより、シフトを組む管理者の方に読んでいただきたいな、と思いました。
とても参考になります。
他にも、睡眠に関する資料をたくさん、宮崎先生から頂きました。
睡眠は、学習能力を高め、身体能力を高め、
はたまた肥満を防いだり、と、それこそ寝てるうち、知らない間にいろんな効果があるのです
人間は、人生の約1/3を寝て過ごすんだもの。
『良い睡眠』を手に入れることは、快適に人生を過ごすコツ
ぜひ皆さんも睡眠について知識を深めてみてください
(小澤香奈恵
)



